加西市善防公民館の駐車場に車を止めてスタート
加西アルプスの案内板があったので一応確認しておいた
公民館から道路を渡った向かい側の大手門登山口から入山
いきなり少し急登のザレ場になっている。いきなりって感じだった
四と書かれたプレートがあったけど、これはポイントを意味してるのか!?
トラロープのあるところは急登になっていた。登り始めの急登は勘弁してほしい
今度は五と書かれたプレートがあった。五合目という意味なのかよくわからないけど、地図を確認すると、この付近がちょうど距離的には真ん中
北西側の展望を見てみると右側の一番高くて少し尖った山が笠松山なんだけど、ここからだとかなり遠く感じた
さらにトラロープがあって急登になっていた。このルートはいきなり急登が続いていたのでバテてきた
ここで分岐というか左側のピークが善防山の山頂なので左側を登った
善防山(251m)に登頂。山頂は城跡のようでかなり広い。急登続きだったので、ここで大休憩をとることにした
山頂にある案内板によると明神山や七種山などが見えるらしいけど雲に隠れて見えなかった
ここからの景色では今一つわからない
別の方角にも案内板があって千ヶ峰や笠形山が見えるらしい
やはり展望を見ても遠くの山は雲に隠れているのか良く見えない。遠く薄っすらした山は高いんだけどね
こっちは少し南側の展望だけど、やはり遠くの山は霞んでいてよくわからなかった
善防山の山頂プレートを探していると大きな岩の上に小石に書かれたものだけがあった
善防山の頂上は城跡だったけど善防師城と呼ばれていたんだろう。地形図を確認すると尾根を利用した構造になっているみたいで、昔の人はすごいと思った
十分に休憩したので笠松山に向けて出発することにした
写真ではわかりにくいけど、こっち側もかなりの急斜面になっていて結構下らされている
北側の展望が見えたけど、こっち側は特にこれといった珍しいものはなかった
ここで分岐。最後は右の下山道を使う予定だけど、エスケープルートにもなっているみたい
さらに分岐。周回ルートのほうは馬ノ背コースに繋がっているので周回後にここに戻ってくる予定のはず
笠松山までのルートはアルペンチックなムード満載の気持ち良い稜線になっていたのでワクワクしてきた
これが吊り橋のようだけど、短くて危なく怖い感じはしなかった
吊り橋を渡るとすぐに鎖場になっていた。足の置き場はしっかりあったので鎖を使うことはなかったんだけどね
振り返るとさっき登った善防山が見えた。あまり特徴的な形をした山ではないね
岩場の上からよく見ると何か岩に彫られている。これは磨崖仏というらしくて、だるま様とか言ってる人もいるようだ。誰があんなところに彫ったのかが気になった
さらに気持ちの良い稜線歩きが続くんだけど、こまめなアップダウンがあって疲れてきた。それにしても本当にここはアルペンチックなムード満載のルートだね
笠松山の頂上に近づいてくると山頂にある展望デッキが見えた。地形を見てみると山頂直下は急登になっているはずなので、またがんばらないといけない
さらに鎖場の登りなんだけど、ここは右側の木にテープが巻いてあったんだけど、正規ルートは左側から樹林帯に入っていくのが正解
予想より登りは短くて笠松山山頂の展望デッキ下まで登ってくることができた
笠松山は三角点があるはずなので確認すると、展望デッキの真下に設置されていた。この三角点は意味があるんだろうか!?
笠松山(244.4m)の山頂に到着。山頂そのものが展望デッキになっていた。ぶっ通しで歩いてきたのでここで大休憩をとることにした
少し北西側の展望だけど、何の山が見えているのかわからない。調べればわかるんだけど面倒なので今回はパス
東側の展望は加西市が見えているのかな!?ここは夜景撮影も考えたことあったけど、光量が少なく街からの距離があるので断念した
南側も遠く市街地が見えるんだけど小野市あたりなのかな!?
善防山のほうを見てみると歩いてきたルートがよく見える。ここから見ると遠く感じるけど、ここまで歩いてこれたことに関しては人間の足ってすごいと思った
ここではせっかくなので雪村あおいちゃんを撮影しておいた。そろそろ雪村あおいちゃんの時代も終わりそうなんだけどね
十分に休憩をとったので大柳ダム湖のほうへ下っていくことにした。体力的にはしんどいというより疲れてきたという感じだった
下りはもちろん急斜面になっていて写真では見にくいけど、途中のピークに東屋が見えた。あそこへ登り返すのかと思うと少しテンションが下がってきた
ここで分岐。左へ下っていくと古法華寺だが、ここはあえて予定通り東屋のほうへ登っていく
意外と簡単に東屋まで登ってくることができた。休憩するには早いんだけど逆から登ってきた人はここで休憩するのかもね
一気に標高100mほど下っていくことになる。下りもザレ場になっていて滑りやすかった。この先は階段になるけど、段差がすごかった
ここで道路に出た。大柳ダム湖は右へ行く
大柳ダム湖を見てみたけど、湖というより池ぽい感じがした
ここで道路の橋を渡らずに左へ行く
さらに左の登り口が尾根道の始まりで馬ノ瀬コースとなっている。ここから下った分の標高100mを登らないといけないと思うとテンションダウンした
馬ノ瀬コースというプレートを発見したけど、正しくは馬ノ背ではないの!?
疲れながらもなんとか標高100mほど登って馬ノ背に到着。急登はなかったけど下ったあとの登りだったせいかかなり疲れたのでこの付近で休憩をとった
馬ノ背を過ぎればあとはこまめなアップダウンが続いてあっという間に吊り橋手前にあった分岐に戻ってきた。ここを右にいくとすぐに下山道の分岐になる
下山道の分岐に戻ってきたので、ここからひたすら下っていく
こっちの下山道もザレ場が続くみたいなので滑らないように注意しながら下っていった
あっという間に道路に出た。ここも登山口ぽいけど、道標があるだけで何も書いてなかった。道路を右へ行くんだけど、左側に駐車場があったのでそこに駐車して最初に道路を歩いていればよかった
県道に出て防善中学校を右へ歩いていく
加西市善防公民館の駐車場まで戻ってきた。結構なアップダウンがあって疲れた。本当にお疲れさまでしたと心の中で思っていた
リハビリ登山の第三弾は加西アルプスの8の字縦走にしました。ちょうど兵庫のアルプスの話が出たこともあって調べてみるとアルペンチックなムード満載の良さそうな山だったからです。標高250m程度の山を縦走するわけですが、かなりのアップダウンがあったので体力的には疲れました。まず善防山までの急登でバテ気味になってしまいました。登山開始直後の急登続きはかなりしんどいのですが、やはり最初の30分くらいまでは体がまだ登山に慣れていないことを思い知らされました。しかし、今回は善防山から笠松山への縦走路を楽しむことがメインだったので、善防山で休憩をしている間、ずっとワクワクしていました。メインの縦走路はこまめなアップダウンがありましたが、アルペンチックなムード満載の気持ちの良い稜線歩きがたまらなく良かったです。低山ながらも岩場や鎖場があって、こういったルートを歩くのはとても楽しいです。しかし、さすがに笠松山の直下までくると疲れてきましたのでペースダウンしました。そして笠松山の山頂となる展望デッキまで登ったあと、大休憩をとりながらこの先のルートを考えていました。体力的には問題なかったのですが、疲れが出てきたので地図とにらめっこしながら考えていました。予定だとここから標高100mくらい下って、その下った分を馬ノ背まで登り返すのですが、それがどんなものか予想がつかなかったからです。とはいってもたかだか標高100mほどなので、スローペースでゆっくりと登ればなんとかなるだろうと思って予定通りのルートを歩くことにしました。大柳ダム湖まで下って馬ノ背コースの登りになったところで、やはり体力的にもしんどくなってきました。下った直後にぶっ通しで登りはじめたのがあまりよろしくなかったようです。もちろんペースダウンをしながら登っていきましたが、なんとか馬ノ背まで登ったところで休憩をとることにしました。本当は下った時に少し休憩を入れてから登っていくのが体力的にはよかったと反省しました。馬ノ背からはこまめなアップダウンがありながらもあっという間に縦走路の分岐に到着。そしてさらに分岐から下山道を使って道路に出ました。下山も注意しなければいけないのが、あまりハイペースで下ると今度は膝が笑ったりして足がやられてきます。それを意識しながら一定のペースで下っていきました。そして加西市善防公民館の駐車場まで戻りました。
今回の山行は低山ながらもアップダウンが多くて疲れが出ましたが、山のしんどさは累積標高差だけでは判断できないと思い知らされました。そうとはいっても、やはりメインであるアルペンチックなムード満載の気持ちの良い稜線歩きができてかなり大満足した山行となりました。展望を楽しむ山というよりは歩くことを楽しめた山行だったといえます。