火口原駐車場に到着すると前方に高原が見えて「おぉー!北海道らしい高原地帯」だとはしゃいだ。ところが・・・
右を振り向くと恵山の山容が見えた「なんじゃこれは!?」と叫んでびっくりした。これに登るのかと思うとテンションがあがった
登山準備をしてさっさと山行開始
まずは恵山管理道である遊歩道を歩いて登山口を目指す
ここで恵山展望台との分岐。展望台とセットで行く人も多いみたいだけど、今回は山頂だけを目指すのでパス
ここにも分岐があるが、まだ登山口ではないのでさらに遊歩道を進む
高原地帯も歩けるみたいだが時間があれば歩いてみたかった
恵山の尾根に続く隣の山も山容がカッコいいが、あそこへは無理矢理じゃないと登れないみたい
火山性の大きな岩。どうやらこれは流れた溶岩の方向を示すものを流理構造をした岩らしい
意外と登山口までの長かった。どうやら裏側付近までトラバースしてそこから登るみたい
やっと権現堂登山コースの登山口に到着。山頂まで1979mと2kmほどあるが、地図をみると急登はなさそうなのでトラバースが多そう
この段階でもう森林限界を超えているなんてびっくり。同行者はテンションマックスでハイペースで登っていった
やはりこういったトラバースの道が多い。序盤は軽いつづら折れの登山道になっていた
山頂まで1640mだが、この付近では硫黄ガスが流れてきて鼻がツンツンする
上を見上げるとガレていてまさに火山に登っているんだという実感した
登りは階段だらけだけど、時折こういったトラバースの道があるのは有難い
山頂まで1330mとまだ中間地点ではないんやね
この付近で北東方面の海辺が見えた。高原地帯にも道があるのが見えたので向かいの山にも登れるみたい
恵山山頂まで1000mと中間地点あたりに到着。階段だらけで少し疲れたのと、次のこともあるのでここで5分休憩した
さらに登っていくと山頂まで730m地点にきた。迫力ある岩群に圧倒されながら歩いていた。とても標高600m程度の山には思えない
少し歩くと山頂まで400m地点に到着。この付近はガレ場続きの登りが続いて浮石に注意しながら歩いていた
山頂が近づいてくると周囲の雰囲気が変わった。この景色を見てるとまるで2000m級の山を登ってるようだ
山頂まで100m地点にきたので。山頂の場所はこの先を右に登ったところだが、少しわかりにくい
恵山山頂(618m)に到着。左側の岩の上が一番高い場所なんだけど、とても登れそうにないしその向こう側は断崖絶壁なので危ない
恵山山頂から南側の海辺も見えた。写真ではわかりにくいが手前側は断崖前壁になっていて見えてる尖った岩場には行けない
北側を見ると奥に少し高い山が見えるが、海向山にしては遠い気がする。向かい側の山がそうなのかな!?
せっかくなので恵山権現堂まで歩いていったが、同行者はここが山頂だと思っていたらしい。展望がなくて風が強いのでさっさと撤退した
山頂付近の雰囲気はこんな感じだけど、本当に2000m級の山にいるような感覚になった。低山でこの雰囲気を味わえるのは北海道の醍醐味かもしれない
この標高で高山植物が広がっていて迫力ある岩群がどっしりとそびえている。軽い登山だが景色や雰囲気は最高だった
岩上から真下を撮影しようと思ったけど、普通に滑落できそうなので辞めておいて下界の雰囲気だけ撮影しておいた
さて、たっぷり休憩したので下ることにしたが、この山はどこを見ても最高の雰囲気で、おまけに海辺まで見えてお得!
かなり下ったところで硫黄ガスの噴出している場所をズームで撮影しようと探していたが、鼻がツンツンするので長居は禁物
隣にそびえる山のカッコいい山容がよく見える場所があったので撮影しておいた。無理矢理登るとどんな景色が見えるんだろうか?
硫黄ガスが噴出しているところをズーム撮影したがよくわからなかったので、少し引き気味で撮影したのがこの写真
山頂はここから見えてないのかな!?断崖絶壁になっていたので上部の岩場のどこかかもしれないけどね
権現堂登山コースの登山口まで下ってきた。このまま右に遊歩道を歩いていってコル部あたりから向かいの山へ登れる道が見えたが時間がなかったので断念した
この角度から恵山の山容を撮影したが、やはり迫力があってカッコいい。噴火したら怖いけどね
右側の山に登れないかと思ったんだけど、ここから見た感じだとルートなんてなさそう
駐車場に戻ってきた。短い山行だったけど十分に満喫できたのでお腹いっぱいになっていた。もうお昼の時間になっていたんだけどね
最後に名残惜しくも恵山の山容を見ておいた。ありがとう恵山!またいつか来るよ!!
2024年の北海道遠征第二弾の2日目は朝から恵山の登山へ行きました。函館市で旅行がてらに軽く登れる山はないかと探していて記事を発見しました。そして、遠征前に田村君と話し合った結果、記事を見ていて魅力的だったので登ろうということになりました。恵山は函館市の東部に位置していて、標高618mでありながら火山だということで登山口の段階で既に森林限界を超えているとのこと。実際に駐車場から恵山のカッコいい山容を見た瞬間に絶対に登りたいと思いました。向かい側の高原もそうでしたが、登山口の段階からもはや2000m級の山に登っている感覚になってテンションが上がっていました。低山なのにそんな感覚にさせてくれるような山はおそらく北海道以外にないと思います。はじめての北海道での山行でしたが、もう最高の景色と雰囲気で満足しました。北海道には他にもこういった魅力的な山が他にもたくさんあるようで数ヵ月間でいいので住んでみたいです。しかもこの日の天気は曇りのち雨でしたが、午前中は青空も時折でて恵まれたので良かったです。この後、北海道駒ヶ岳の登山口まで行きましたが雨とガスで断念しました。しかし、恵山だけで十分満足できましたし、道駒はまたいつか登ろうかと思います。北海道は最高ですね!!!もう北アルプスとか百名山など興味がなくなり、どうせなら北海道遠征して他の山に登りたいと思っています。